「鈴木敏文の統計心理学」という本の中につぎの金言がありました。
「金言:ハウツー本は読むべきではない」
「本の中でも特にハウツー本の類は読むなと私は常々言っている。そんなのは過去のことをまとめているだけで、新しい時代に向かって、何の役にも立たない。そういうものを読むからとらわれるんだと」
この鈴木敏文とは、セブンイレブンを創業したセブン&アイホールディングス会長です。
いつの時代も本屋さんにいくとダイエットの本が並んでいます。
しかも売れている。
逆に考えると、ダイエットの本を読んでもダイエットできないということです。
なぜなら、ダイエット本を読んでダイエットできるなら、こんなにたくさんのダイエット本が並ばないはずです。
どれもうまくいかないから、手を変え品を変えダイエット本が出てくる。
ビジネス書もハウツー本も似たようなものですね。
そこに書いてあるものは、ある条件下での成功事例であって、それがそのまま他にも通用するとは限らない。そういうのを意識した上で読むことが大事ですね。
実は、私もビジネス書やハウツー本をよく読みます。
参考にはなりますが、教科書のようには行きませんね。
上記金言の出典はこの本。 勝見明著 プレジデント社