何もやる気が起きない。
自信がない。 手をつけてもなかなか継続できない。
そんな時皆さんはどうしていますか?
カナダの心理学者アルバート・バンデューラ博士はこんなことを提唱しています。
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それは、「自己効力感」ということ。
これは、自分が何かの好意の主体であると意識している状態のこと。
でも、この「主体であると意識する」ことができていれば、何の問題もないんですよね。
できないから困っている。
そこで、この自己効力感をアップさせる方法として4つの体験を提唱しています。
1.達成体験
小さな目標をクリアしていくことで達成感につなげる。
これは、私がよくやっています。効果あります。
やる気がない時は、すぐにできそうなことをto do リストに書いていきます。
達成できるとそれをチェックマークしていく。
たとえば、
「報告書を作らなければいけないけど、やる気がしない」
まずは、「プリンターに髪をセットする」とto do リストに書き込む。
これならできそうですよね。
できたら、チェックマークをつける。
そんな風に、できそうな目標をたててそれをチェックしていくことでだんだんやる気になってきます。
ここでのポイントは、to doリストにたくさんあって、それを一つ一つクリアしてきたと目で見ることが大事です。だからすぐにできそうなことをできるだけ書き出して、チェックマークしていきます。
2.代理体験
憧れの人など成功者になったつもりで達成感につなげる。
自伝などを読んで自分もやってみようと思うというのがそうですね。
3.言語的体験
上司や周りの人に褒めてもらう。
「君ならできる」「君だからできる」
そうすると「自分ならできるかも」と思えてきます。
4.生理的体験
元気になる音楽を聴いたり、アロマや運動で気分転換をする。
美味しいものを食べる。
こういったことで気持ちを切り替える。
このうち一つでもいくつかまとめてでもやってみると「その気」になるかもしれませんよ。