今日は「ハインリッヒの法則」についてです。
ハインリッヒの法則というネーミングの響きがいいですね。
なんとなく「法則」という感じがしませんか?
こう感じるのは、私だけでしょうか?
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「ハインリッヒの法則」とは、「一つの重大事故の背後には、29の軽微な事故があり、その背後にはさらに300のヒヤリハットがある。」というものです。
このヒヤリハットとは、外国語ではなく日本語。 「ヒヤリとした、ハッとした」というものです。
たとえば自動車事故のケースを考えてみます。
重大事故を起こした時、それまでに29の軽微な事故を起こしていて、さらにその背後には運転中に300のヒヤリとしたりハッとしたりすることがあったというもの。
つまり、重大事故を防ぐためには、普段からヒヤリハットを少なくすることが大事。
病院などでも、看護師さんやドクターが「ヒヤリハット委員会」のようなものを設置して、医療過誤を防止する活動を見かけます。
ヒヤリとしたハッとしたでおしまいにしないで、なぜそうなったかの検証が重大事故の防止につながります。