今スタンプカードが大流行り。私の財布の中もスタンプカードやメンバーズカードだらけ。
お店に行くたびに、財布の中からカードの山を取り出して、まるでトランプのカード状態で、その店のカードを探すのが普段の光景になっています。
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10回コーヒーを注文すると1杯無料。 1回ごとにスタンプを押されます。 そのコーヒー店のそばにあなたはいます。 しかし、周囲にはコーヒーショップがたくさんあります。 あなたはある店のスタンプカードが持ち、すでに6個押されています。つまり、これまで6杯飲みました。 値段も味も雰囲気もサービスもあまり変わらないとしたらどの店に入りますか?
私であれば、スタンプ7個目を目指します。
これが、スタンプ1個しか押されていなかったら、他の店に入るかもしれませんが。
スタンプ6個となると、これまで6回の実績を考えると7個目行かないとという気分になります。
違う視点で見ましょう。
ケース1:あなたは1個スタンプが押してあるスタンプカードを紛失してしまいました。
ケース2:あなたは6個スタンプが押してあるスタンプカードを紛失してしまいました。
ケース1と2、どちらが悔しいでしょう。
私の場合はケース2。
でも、よく考えるとスタンプカードを紛失しても実害があるわけではありません。
こういう心理を「サンクコスト」といいます。