「人間の基本」新潮新書 曽野綾子著
近所のブックオフで105円で仕入れて読んでみました。
だんだん読み進むうちに、内容が次第にエスカレートしてきました。
徴兵制は若者にとって必要、教育制度がおかしい・・・・
曽野綾子といえば、カトリックのクリスチャン。
クリスチャンにとっては、見返りを求めない愛や優しさというのが一つの大きなテーマ。
そのようなイメージを持っていました。
しかし、この本での展開はどうもそのイメージとはかけ離れていると感じました。
若者に徴兵制度を導入すれば日本が変わる。
戦後の教育制度は戦前に比べると自虐的で画一的。だから教育改革が必要。
刑務所にいる老人は、尖閣諸島に連れて行って、そこに住まわせた方が国のためになる。
自分の意見を自由に言えるところが民主主義.
それにしてもこの本の言っていることはかなり偏っている気がしました。