歴史によると、お茶の千利休の選んだ器は、戦国大名の間では超高価な品として扱われそれこそ城に匹敵する値がつけられたとか。
高価であることが所有者にとって優越感や高揚感を持たせる。
現代でも、同じようなものありますね。
*過去のブログをご覧になるには、左上の<食ビジネス・プロジェクト>の中の<ファシリテーション>をクリックしてください。
たとえば、プレミアカーやクラッシックカー、ブランド品や宝石類など。
興味のない人からみたら、なんでこれが何千万円もするの?と思いますが、興味のある人にとっては、その価格が高ければ高いほど価値があるような気になる。
逆に価格の安いものは価値がない。
こういうのを「名声効果」といいます。
クラシックカーは、現在の量販車に比べると、燃費は悪いし、乗り心地の良くないし故障も多い。
車を生活の足に使っている人にとっては、なぜこれほど高いのか理解できない。
しかし、マニアの中にはいくら出しても欲しいと思う人もいます。
千利休の時代も今も同じですね。