新入社員の鈴木一郎さんが朝礼で、職場の同僚に挨拶をしています。
彼はこのように言いました。
「みなさん、おはようござまいす。 はじまめして。 鈴木一郎です。 きょうからからよしろくおねがいします。」
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次のように読んでいただいたとおもいます。
「皆さん、おはようございます。 初めまして。 鈴木一郎です。 今日からよろしくお願いします。」
元の文をよく見ると、 「おはようござまいす」、「はじまめして」、「よしろく」とあります。 これは、私の打ち間違いはなくて、あえて間違えて書きました。
しかし、全体の文脈から、間違いに気づかない人もいたかもしれません。
これを「文脈効果」とよんでいます。
人は全体の流れの中で理解をするので細かい間違いが見えなくなることがあります。