チュニジアから始まり、今エジプトでは連日反体制デモのニュースが新聞やテレビニュースでトップを占めています。
この反体制デモは、フェイスブックやツイッターといったSNS(ソーシャルネットワークサービス)が火付け役とされています。
これは、政治や国家体制だけの問題ではなく、私たちの日常生活にもこれから大きく影響を与えることになると思います。
少し前に、あるホテルのアルバイト従業員が自分のツイッターに「ある有名人カップルが食事にきた」とつぶやいたところ、あっという間に、有名人カップルの名前がわかり、利用したホテル、レストランもわかり、つぶやいた本人の情報もネット上に流れてしまうという出来事がありました。
便利な半面、すごく怖い一面もあります。
しかし、こういう傾向は今後ますます続いていくことともいます。
便利な点では、瞬時にいろいろな情報が手に入る。
逆に企業がこれまで高い宣伝費をかけていたものが、ピンポイントで情報が欲しい人に欲しい情報を伝えるということも可能になり、コストも下げることができます。
一方では、それらの情報の真偽が良くわからないというのもあります。
あくまで情報を受ける方は、あらかじめ事実でないかもしれないという気持で見る必要もあります。
企業でもSNSを使って内部告発される。これが、実際に問題ある事項であればまだ社会的にも必要なことだと思いますが、上司とそりがあわないなど告発した本人の個人的な思いなどで書きこんだものが、瞬時に尾ひれがついていろいろな書き込みがなされる。 その結果、大げさでなく企業倒産を招くということも現実としておきそうです。
いや起きているかもしれません。
スマートフォンが普及し、ますます便利になる一方、新たなリスク管理が、国家にも、企業にもそして個人にもかかってきます。
実は、買い物をする時ネットでどの店が安いか確認してから最近は出かけるようにしています。
また、配送可能であれば配送料と交通費を計算して、届けてもらった方が安ければそうしています。
実際、とても便利なのですが・・・・