4月18日に東京電力が福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所に関する案内が出ました。
詳細はこちら⇒「東日本大震災における原子力発電所の影響と現在の状況について」
これを読むと、福島第二原子力発電所に関しても、非常事態宣言が出され、半径10km圏内について、避難指示が出されていました。 ただし、福島第二原発については、地震後自動停止し、現在は冷却停止中とのこと。こちらはほとんど報道されていません。
さて、この案内の中の「工程表」をみるとステップ2とされる原発安定(冷温停止状態、安定的な冷却、汚染水の減少)まで6から9カ月かかるとのこと。つまり、今年一杯くらいはかかるということです。
ということは、避難の長期化が避けられず、なんといっても対象エリアの農業に多大な影響はさけられないということです。
何年も丹精込めて耕してきた農地も、簡単には元のようには戻らないということです。立ち入りできない、そこでなにもできない。つまり、日本の国土そのものがなくなってしまったという感じです。
それらを考えると、毎日食事ができること。ご飯や野菜や魚、肉をいただけるということにあらためて感謝しています。消費することの大切さも感じています。