朝日新聞≪6月6日版≫に長野県庁お酌禁止令という記事がありました
「他人へのお酌を禁ずる」
「お酒は手酌で飲まなければならない」
これは、長野県庁の職員向けへの通達とのこと
お酌を無理強いと感じる若者や女性が少なくなく、「いやいや飲まされるという日本酒のイメージをなくすにはお酌はいらない」と板倉副知事が提唱しているそうです。
お酒をおいしくいただくためには、自分のペースで味わいながら気を使わないで飲みたい
無理強いはパワハラまがいにもなりかねないという弊害防止にもなり、職員からは歓迎とのことです
このお酌禁止令についてネット上でアンケートが出ていました。
・禁止令を出すほどでもない・・・35%
・禁止令に賛成・・・・・30%
・禁止令に反対・・・・・25%
・どちらでもよい・・・・・10%
民俗学者の石毛直道氏のコメントでは
「社会が変わる中で、酒の個人化も進んだ。酒の強要をしないためにも「お酌禁止」は日本酒への抵抗をなくし、良さを知るにはいいだろう
一方で、日本酒はただ酔っぱらう道具ではなく、コミュニケーションを図るためのもの
おとそや結婚式の三三九度など日本酒の伝統は残る。「お酌文化」も日本酒の良さの一部であることを忘れてほしくない」
とのことです(前述 朝日新聞)
お酌がストレスになるのであれば、コミュニケーションをとるはずのお酒が逆効果。本末転倒
手酌で二日酔いも確実に減るのでは・・・
これから寒くなり、熱燗を 注(さ)しつ注されつ には要注意!