久しぶりに食品スーパーに行きました。昨年は毎月1日になると値上げラッシュでした。
しかし、全般的に価格がかなり安くっているなと感じました。
さらに、これまで袋詰めされていた青果物なども一袋でいくらであったものが一個でも買えるようになっていました。(たとえば5個入りの伊予かんが300円であれば、1個でも買えます。その場合は60円)
魚は世界で争奪戦がはじまり、日本も買い負けをしてなかなか手に入りにくくなりつつある。特にマグロは漁獲規制もあり、これから食べられなくなってしまう。そんなニュースが流れていました。これからマグロは食べられなくなるのではないかと心配していました。
しかし、スーパーに行ってみるとそのマグロが安い。
そういえば、先日TV番組で、世界的な不況で消費が低迷し、マグロがダブついているからとの紹介がありました。(TV番組名は忘れましたが)
たらやサーモンの切り身も安くなっていると感じました。少し前は、肉よりも高くて切り身を買ったらかなり贅沢というイメージでしたが、手軽な価格になっていました。
関係があるかどうかわかりませんが、先日千疋屋に行ってびっくりしました。(注:千疋屋・・東京にある老舗の高級フルーツ店)それは、フルーツの贈答用詰め合わせが5,250円で販売されているものがありました。
千疋屋で5,000円程度のフルーツ詰め合わせがあるなんて。これまでは最低でも10,000円くらいはした記憶があります。
数年前に知り合いのお見舞い用にともい千疋屋に買いに行きました。お店の人に予算を聞かれ、5,000円でお願いしたらフルーツは少しで、あとは缶詰で体裁を整えたといったことがありました。
だから5,250円の詰め合わせにはびっくりでした。
しかし、いまだに干し柿は1個800円で販売されていましたが。
外国人の知り合いが日本に来た時、千疋屋に連れて行くと皆喜目を丸くしてびっくりします。
メロンが1玉20,000円、ブドウも一房15,000円などの価格をみると、自分の故郷では、200ドルも出せばバケツに山ほどメロンが来るよなどといいながら土産話ができたかのように嬉しそうにメロンと一緒に写真を撮っています。
先ほどのスーパーにもどります。この日の目玉商品は、2リットルの水が70円、同じく2リットルのお茶が78円。ケース単位でお客さんは買っていました。
この店はディスカウントショップではなく、チェーン店の食品スーパーです。また、水もお茶もナショナルブランドの商品です。しかし、この安さ。一体どうなっているのでしょう。
たった一年前は、値上げしないと企業が存続できないといった感じで値上げをしていたのに・・・
私は干し柿は大好きです。しかし、1個800円はさすがに食べたくても食べられません。
千疋屋さんすみません。