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原油価格が1バレルあたり100ドルを超えたというニュースがありました。
これからもっともっと上がるような勢いです。
即席めん、マーガリン、ヨーグルト、みそ、しょう油、ビール類、冷凍食品などの加工食品が値上げされるだけでなく、果実や水産物などの価格にも影響がでています。
なぜ、原油価格が上がると食品がねあげするのでしょうか
続々と値上げラッシュです。
原油価格高騰の影響で、ガソリンは155円(1リットル)、灯油は1,755円(18リットル)(それぞれ全国平均額)を超えました。
この原油高騰の理由は、
1.中国・インドのエネルギー需要の増大
2.産油国周辺の政情不安
3.サブプライムローン問題から投機資金が原油マーケット流入
といわれています。
では、なぜ原油が上がるとなぜ食品もコストが高くなるのでしょうか?
食品を製造するためのラインは軽油で、容器は石油から、輸送にもガソリンや軽油が必要です。農産物もハウス栽培の場合、このハウスの燃料は重油を使用されます。水産物も漁船の燃料や集魚灯も漁船のエンジンから電力をとるため、燃料の重油に関係します。さらに、バイオエネルギーや食料需要の増大から原料そのものも高騰しています。その結果値上げということにつながります。
しかし、値上げをはしても利益の拡大につながるのではないので、給料が上がるということにはなりません。
つまり、物価は上がる(インフレション)けれど給与は停滞(スタグネーション)。このスタグネーションとインフレーションの合成語が、「スタグフレーション」といいます。物価はアップするものの景気は低下するという状況です。
これから日本はどうなるのでしょうか?
2008.01.10 23:36:58
| 食彩人
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