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現在上映中の「いのちの食べかた Our Daily Bread」という映画を見てきました。
実はこの映画、セリフなし、ナレーションなし、インタビューなし、BGMなしというただ映像だけ2時間弱流れているのですが、すごい映画でした。
この映画はドキュメンタリーで、オーストリアのニコラウス・ゲイハルター監督が2年間かけて野菜や食肉牛、豚、鶏、魚などがどのように育てられて食品となるかを、それぞれの現場を記録したものです。
生鮮三品といわれる農産物、精肉、鮮魚は自然の恵みのようなイメージですが、実はまさに工場で作られた工業製品のように生産されます。人工授精から水撒き、肥料や給餌、農薬散布、と殺から食肉へといったことが、システムになっていてまさに工業製品そのもののようです。そこで働く人々もたんたんと作業をこなしています。彼らが休憩時間にランチを食べるシーンが数多く出てきますが、食料をつくっていることと、食料を食べている姿が妙に対照的でした。
私たちがスーパーマーケットで手にしている精肉や鮮魚、農産物の生産の現場について全く知らなかったことをあらためて感じました。
タイトルは「いのちの食べかた」ですが、まさに私たちの食は「いのち」をいた抱いているということが再確認できます。
ナレーションも、セリフもBGMもない映画でしたが迫力ありました。
映画の詳細は⇒こちら
2007.12.10 21:25:16
| 食彩人
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