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 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

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牟田さんお久しぶりです。中東たらい回し生活(?)丸5…

牟田様こんにちは。 海の砂漠化、おそろしいです…

牟田先生殿 前回のセミナーとても勉強になりまし…

ご指摘ありがとうございます。さっそく、訂正致しました。

新鮮な話題と持ちは話題の後は(を)じゃないの?

私は、この記事に???です。 【放射性物質がゼロと…

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自分はサーモンが苦手です。脂っこいし何か独特の生臭さ…


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ちょっと気になるニュース2006 (後編)
私たちの食生活に関することで、ちょっと気になったニュースの見出しをピックアップしました。
今回は後編です。

今年もいろいろありました。
来年も楽しみです。
皆さん、良いお年をお迎え下さい。

■香辛料の殺菌 放射線利用を(2006.10.4 朝日新聞朝刊)
 国の原子力委員会が食品への放射線照射の拡大を検討するように厚生労働省などに強く求めることを決めたという内容。目的は、香辛料への殺菌とのことですが、このニュースはよくわかりません。どのような思惑が原子力委員会にあるのか・・・

■魚求める世界の胃袋(2006.10.8 朝日新聞朝刊)
 BSEや鳥インフルエンザ問題で食肉不安から世界で魚の消費が拡大しているとのこと。特に、中国が消費を伸ばし、高値に日本も買い負けている状況。今後ますます中国は所得が伸び消費増が予想されるために、今後魚の値段に影響も出てくることが懸念される。これまでの日本の消費のあり方は、決して本来のものとは思えません。マグロの漁獲高も規制される中、なんでもかんでもというのは反省しなければいけません。

■遺伝子組換え作物生産10年の米国 大豆89% トウモロコシ61%(2006.10.27 毎日新聞朝刊)
 なんと米国では生産している大豆の89%が遺伝子組換え。そしてトウモロコシは61%が遺伝子組換えだそうです。農家にすれば、殺虫剤なしで収穫増となるため、農薬使用量の減少や労働力の削減といった生産へのメリットがあるそうです。因みに綿も83%が遺伝子組換え。

■ハンバーガー ゴマの数は(2006.10.28 日経新聞朝刊)
 日経新聞では、ハンバーガーについているゴマの数をピンセットで一粒ずつ数えたそうです。ご苦労様。その結果、ビッグマックのゴマの数は、約300粒、ロッテリアのハンバーガーは300粒台後半とのことで、マクドナルドよりは多いようです。因みに、モスバーガーはゴマをつけていません。

■米ケンタッキー 油変えます(2006.11.2 朝日新聞朝刊)
 ケンタッキーフライドチキンは心臓病の危険性が高まるとされるトランス脂肪酸を含む食用油の使用を2007年4月までに停止するとのことです。日本のKFCでは、すでに昨年末から停止しているとのこと。12月6日には、ニューヨーク市が市内の飲食店からトランス脂肪酸を締め出す計画を全会一致で承認したとのこと。米国の米食品医薬品局(FDA)では、2006年1月1日からトランス脂肪酸の表示を義務付けています。ということは、使用をみとめています。国が認めて市が認めないというのも面白いです。それだけ放っておけない問題なのでしょう。

■原産地表示義務 緑茶飲料を対象 バターピーナッツも(2006.12.7 読売新聞朝刊)
 農林水産省と厚生労働省は加工食品の原料原産地表示義務を拡大し、緑茶飲料とあげ落花生(バターピーナッツ)も対象とすることを決めたとのこと。この原料原産地の範囲もよくわかりません。

■井戸水で乳児ボツリヌス症感染 ハチミツ以外で初確認(2006.12.9 朝日新聞朝刊)
 1歳未満の乳児にハチミツはボツリヌス感染の可能性があることは言われてましたが、今回井戸水を口にしてボツリヌス症になった疑いがあるとの厚生労働省の発表はショックでした。(読売新聞では、井戸水飲んだ0歳児 乳児ボツリヌス症に )

■「ビッグ」しのぐ「メガマック」(2006.12.22 朝日新聞 朝刊)
 日本マクドナルドでは、1月12日から2月4日まで、ハンバーグ状の肉を4枚はさんだ「メガマック」を期間限定で発売するそうです。292グラム 754キロカロリー ビッグマックの1.5倍 単品で税込み350円とのこと。ハンバーガーの4倍の価格です。どういう意図で販売するのでしょう。写真をみただけでかなりヘビーで胸がいっぱいになりました。

■韓国 ダイオキシン検出 米 検査に疑問 米韓牛肉で小競り合い(2006.12.23 朝日新聞 朝刊)
 韓国農林省は12月21日に米国産牛肉から基準値を超えるダイオキシンを検出したと発表。これに対し、米側が検査の信頼性に疑問を示すなど強く反発という記事です。韓国は11月24日に米国から輸入再開した米産牛に骨が混入していて、全量検疫不合格としたというニュースがありました。日本以上に、米国産牛肉に対する不信感が韓国にはるようです。ダイオキシンの真偽はわかりませんが、米国のこれまでの流れからするとあってもおかしくないと感じます。

■「和牛」国産に限定 黒豚は外国産もOK(2006.12.19 読売新聞朝刊)
 前編でもご紹介しましたが、「和牛」は国産のみ表示できる食肉表示ガイドラインを農水省がまとめました。ここでいう国産とは、もっとも長い期間飼養された場所ではなく、日本で生まれ育ったという意味だそうです。ますます混乱しますね。「和牛」はあくまでも牛の品種をあらわすとこれまでいわれてきましたので、外国産和牛と記載すればいいのではないかと思いますし、消費者としてもその方が選択の幅が増えます。

2006.12.28 22:55:26 | 食彩人 | コメント (0) | トラックバック (0)

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