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2007年12月21日 中食ビジネス創造研究会では、コールドチェーンの現場を見るという目的で、大井水産物埠頭および東京水産ターミナルの冷蔵庫見学を行いました。ガイド役には、株式会社二葉の三澤常務、佐藤部長、東京水産ターミナルから石橋常務、釣井部長にご案内をいただきました。
大井水産物埠頭は昭和47年5月に水産物専門埠頭として建設されました。場所は大井コンテナーターミナルに隣接をし、向かいには青海コンテナーターミナルがあります。ちょうどとなりのバースには日本郵船の大型コンテナー船が入港していました。
(ガントリークレーンとコンテナ船)
現在のフルコンテナ船は、8,000TEU(20フィートコンテナーで8,000本)の収容能力があるものもあるそうです。20フィートのコンテナーもトレーラーに引かれていると非常に大きく感じますが、それが8,000も積載できるというのはびっくりです。
この日は、大井水産埠頭にはインド洋からの冷凍マグロの水揚げがありました。ミナミと呼ばれるインドマグロがクレーンで荷卸され、大きさ別に仕分をしてトラックに積まれていました。これらのマグロは、築地はじめ各地の市場に向かうそうです。
(トラックに積まれた冷凍マグロ)
さて、今回見学をさせていただいた東京水産ターミナルは5棟あり、東京ドーム3ケ分の広さがあります。年間取扱量は50万トン(平成18年度)あるとのことです。
(屋上から見た冷蔵庫と保冷トラックの列)
これまでは、水産冷蔵倉庫の貨物御三家というとマグロ・サケ・エビでした。しかし、最近は、水産加工品が増えています。最近は、原産国から一旦中国などへ運ばれ、そこで加工をされて日本へ持ってくるというスタイルが増えてきました。倉庫内には、アジの開き、寿司用のしめ鯖、エビ、業務用焼き鳥など店舗でそのまま食材として使用できるものが保管されていました。
この日は、干し柿の出荷があり干し柿も冷凍なのには驚きました。原料輸入から加工品輸入に明らかにシフトしつつあり、まさに中食傾向が倉庫にまでおよんでいることを確認しました。
(東京水産ターミナル内会議室でのレクチャー風景)
2007.12.24 20:54:48
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