「この飛行機はおよそあと15分で宮崎空港に着陸いたします。もう一度シートベルトをご確認ください」というアナウンスがありました。
その数分後「こちらは機長です。残念なお知らせがございます。風向きが変わり、火山灰の影響があるため宮崎空港への着陸は断念して、当機はこれから鹿児島空港に向かうことになりました。お急ぎのところご迷惑をおかけして申し訳ありません」
ということで、宮崎に降りる予定が、鹿児島に降ろされてしまいました。
そうです。新燃岳の噴火の影響です。
地元は大変です。
昨年は口蹄疫。今年は火山灰と鳥インフルエンザと宮崎は大変です。
今回都城に仕事で出かけましたが、想像以上に火山灰が街をおおっていました。
車が走るたびに粉煙が舞いあがり、歩道は雪のように火山灰が積もっていました。
ひどいところは、靴がすっぽり埋まってしまいます。ですから10cmくらいは積っていたかもしれません。
掃除しても、爆発が断続的にあり、風向きによってまた火山灰が降り注ぎます。
自然のことなので、いつまで続くのかはわかりません。
想像以上に地元は大変だなと感じました。
掃除してもつぎからつぎと灰が舞ってきます
あっという間に袋は火山灰でいっぱいになります
車も屋外にとめておくと風向きによってはすぐに灰をかぶってしまいます
また、鳥インフルエンザも同時に発生しています。
事業所には、消毒用のマットが敷かれ外から入る場合はかならず消毒をしてから入らないといけません。
消毒用のトレイ
地元は本当に大変です。
地元の皆さんには心よりお見舞い申し上げます。
東京に戻り、さすがに東京の空気はきれいだと感じました。