「この言葉なかなかいいね」というのを今朝の新聞でみつけました。(朝日新聞 2015年1月27日朝刊 リレーおぴにおん)
その言葉とは、「知的メタボ」。
これが出てくるインタビュー記事のタイトルは「知的メタボを脱出せよ」。そして、インタビューされているのは、英文学者の外山滋比古(とやましべひこ)氏。
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そういえば、今読んでいる本もこの外山滋比古氏の本でした。
タイトルは「乱読のセレンディピティ」
外山先生の弁では、よく勉強している学生の論文は知識に頼って面白くない。逆に知識には欠けていても独自性を感じさせる論文もある。この違いは何でしょうと疑問を持たれたとのこと。
確かに、私の場合も、頭は「知識をため込む倉庫」状態で、最近その倉庫も収納スーペースが小さくなりつつあります。 その一方で入ってくるものはますます多くなり、常に満杯状態。在庫だらけという感じです。この在庫も賞味期限が切れ不良在庫化しつつあります。
それでも、まだまだ次から次へと新しい「情報・知識」が倉庫の前に山積みされている状態。
外山先生の弁では、頭を「倉庫」にするのではなく、「創造のための工場」 にしろとのこと。
入ってくる原材料(知識、情報)を厳選し、加工して、付加価値をつけて出荷する(伝える)。
そのとおり。
私自身頭もカラダもメタボ気味なのでここでなんとか脱出するぞ!