ジャパネットたかたのCMを見たことありますか? あの名物社長の語り調子は、普段の人の鼻スペースよりもかなり早いですね。しかも声のトーンも高め。
しかし、なぜか聞きやすい。 なんとなく話の中に引き込まれてしまう。 すごいテクニックです。
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「モーラテクニック」というのがあります。
「モーラ」とはラテン語で「拍」のこと。 この「拍」は「心拍数」といった使い方がありますね。
一般的に1秒間で5モーラが聞きやすいといわれています。
たとえば、「 ア・リ・ガ・ト・ウ」 「コ・ン・ニ・チ・ハ」
この5つの文字(発声単位で)を1秒程度で話すのが聞きやすい。
1分間で300から400字程度ですね。
ちなみに前述の社長さんは、1秒当たり11から12モーラ。
一般の人だと「早口」という印象がつよくなりますが、この社長は活舌が素晴らしいので、わかりやすく感じます。