トップ > 食彩人 > 食について考える > 低価格の現実
食と生活ラボ 食と生活ラボ


食と生活ラボ
会社案内
ニュース
  お知らせ
著書紹介
 
 

毎週火・金更新
ブログ記事
彩りのある食や人生(食彩人)についての情報やビジネスのヒントなどを毎週更新します!
きゃりあ塾
講習会のお知らせ
食育リーダー養成講座
食ビジネス・プロジェクト
中食ビジネス創造研究会
ファシリテーション
ご案内
食彩人
食について考える
食ライフ・クリエイター

みなさまからのコメント
 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

牟田さんお久しぶりです。中東たらい回し生活(?)丸5…

牟田様こんにちは。 海の砂漠化、おそろしいです…

牟田先生殿 前回のセミナーとても勉強になりまし…

ご指摘ありがとうございます。さっそく、訂正致しました。

新鮮な話題と持ちは話題の後は(を)じゃないの?

私は、この記事に???です。 【放射性物質がゼロと…

18時から20時に変更と記載がありますが、勘違いして…

自分はサーモンが苦手です。脂っこいし何か独特の生臭さ…


トラックバック



みなさまからのコメントと
トラックバックについて


個人情報の取り扱いについて
食彩人

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事
低価格の現実

2010年1月26日付の食彩人通信No,.231にて「なんでも270円」という居酒屋の紹介をしました。
こんな料理まで270円なんだと正直びっくりしました。

食彩人通信のある読者の方からつぎのようなコメントをいただきました。
やはり270円という低価格にはどこかにそのしわ寄せがあるんでしょうね。



以下は読者からの投稿です。

「今回の食彩人通信の中に 270円均一の居酒屋の話がありました。
内容的にはどちらかというと褒めた文章となっていますが、現実とはかけ離れているのでお知らせしようと思って連絡しました。
 というのは 私の知っている人のビルにテナントとして、270円均一の居酒屋が入っていて
大変問題になっているというのを聞いたからです。
 270円の価格をだすために 仕入れ原価を下げるためにネタを極端に落とし、更に人件費のカットのために 作業状況は劣悪な環境だそうです。  味をなんとか繕って 見栄えの良いものを いかに安く作るか というコンセプトです。
従業員は耐えきれず店長をふくめ何人も退社してしまったそうです。

 お客には分からない事なのでそれでも270円という価格で一応は客は呼べているようです。
しかしながら 2-3回行けば 飽きてしまって とても飲食店として大事なリピーターをつくるような店ではありません。
 元社員にきいたところ 普通の居酒屋は 原価率が30%くらいで いかに良い物を出すかを考えますが、この会社のやり方は利益を出すために 原価率を25%以下にしろと言われているとのことです。
ですから ネタの質は極端に落ちてきます。私も食べに行ってにたところ店の掃除が行き届いていないため汚くて、更にパサパサのさんまを食べてほとほといやになりました。
ちゃんとした料理人を雇っているとは思えません。料理人は人件費高いですから。
 ということですから 安くするためには どこかで無理をしているのですね。タッチパネルのオーダーも結局は経費がかかりますし、運ぶには人の手が要りますから、人件費の大きな節約にはならないでしょうね。
 これでは 優秀な調理担当などは残らないシステムになってしまいますね。
 近所の料理屋の経営者が あの価格で料理だしてたら普通経営がなりたたない。
客が飽きるか、社員がつぶれるかでいずれ駄目になるだろうと言っていました。
 というわけで 270円均一ではどこかに無理が来てしまいます。 その裏側がどうなっているか、もう一度行かれてそういう目で店舗の様子を見てみてください。本当にひどいもんですよ。」


 ここには書かれてはいませんでしたが、食材などの納入業者への締め付けなどもきっと徹底的に厳しくしているのかもしれませんね。定番でメニューを出すとということは価格変動のリスクを考えるとかなり仕入れを厳しくしなければならないことが容易に想像できます。
 近いうちにもう一度いってそのあたりを見極めたいと思います。


2010.02.03 09:18:23 | 食彩人 | コメント (0) | トラックバック (0)

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事



この記事へみなさまからのコメント

この記事へコメントはこちらから
お名前
コメント

トラックバック
この記事のトラックバックURL http://shoku-labo.com/mt/mt-tb.cgi/1241

有限会社 食と生活ラボ
〒142-0064 東京都品川区旗の台3-7-12
(c) shoku to seikatsu labo Inc.