今日5月16日から大手製パンメーカーがまた一斉に値上げをします。
ガソリン価格も160円台に入り、今後ますますあらゆる生活物資が値上げすることが予想されます。
一方で給料はむしろ下がり気味。そこで、この厳しい状況を、エコと商品を選ぶ目を養うチャンスととらえたいと思っています。
お気に入りのワンタンメンのお店があります。ちょっと高めの780円でしたが、今週なんと830円に値上げされていました。
100円ショップで買うウェットティッシュが80枚入りであったものが、いつのまにか70枚入りに変更となっていました。
そのためか、最近、しっかりとモノを選ぶようになった気がします。
ただし、しっかりとモノを選ぶとは、財布の紐をぎゅっと締めるということではありません。それでは全体の景気が落ち込んでしまいますから。なにより私の消費力では景気を左右するほどの力は全くありませんが・・・
しかし、少しでもムダを排除できるのではと思います。
たとえば、マイ箸を持つ。お店の経費負担軽減に協力できます。なによりも自分の箸を持つことで、食事が楽しくなります。
たとえば、スターバックスに行って店内で飲食する時は、マグカップにいれてもらう。それでカップやキャップの廃棄が減ります。
たとえば、スーパーマーケットにいきます。エコバッグを持参します。
たとえば、本屋さんで文庫本のカバーやしおりはいただかない。
そすれば、店舗の経費に貢献できます。廃棄も減らせます。環境への負荷も軽減できます。
紙コップや、レジ袋や、本のしおりを作っている企業は困るのではと思われるかもしれませんが、そうではありません。
その分、商品に付加価値をつけるなど知恵をだしてもらいます。それが企業のため、社会のためにもなります。
私たち消費者が厳しい選ぶ目をもつことで、商品も企業も育ちます。ですから、私たちが見抜く目(食眼力)を持つことが大切です。
値上げラッシュのいまこそ、食眼力を鍛えるチャンスかもしれません。